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最注目「今月の逸品」  vol. 25
突き詰めた先にあったもの

「神田カレーグランプリ」の様子

MAJI CURRY(マジカレー)

東京都中央区の北側に位置する神田“神保町”は約180点もの本屋が軒を連ねる世界でも最大級の「本の街」であります。
街の名前は江戸時代、神保氏の屋敷があった事に由来しており、明治時代から本の町として発展しました。 「どんな本でも手に入る」と言われているこの街には、創業100年を超える老舗書店から、それぞれの分野に特化した古書店など様々な店がひしめき合い、新刊、古書問わず、ここでしか出会えない本を求めて多くの人が足を運んでいます。

そんな本の街・神保町に、もう一つの名前が存在しています。「カレーの聖地」。
老舗からユニークな新店舗まで、多くのカレー店が立ち並びぶ神保町にカレー店が集まりだしたのは昭和40年代~50年代。書店で購入した古本をすぐに読みながら片手で食べられる。学生など、カレー好きの10代後半~30代男性が多い。ラーメンと異なりカレーは昼食需要中心だが、食べる人が多い神保町ならば経営が安定する。といった理由でカレー店が多くなったといわれており、現在では、カレーの名店がそろうカレーの聖地として知られるようになりました。
日本一カレー店が多い街、神田・神保町エリア。400店以上ものカレー提供店が集まるこのカレーの町で、毎年秋に日本最大級のカレーイベントである「神田カレーグランプリ」が行われています。
ファン投票で選ばれた20店舗が、決勝でそれぞれの自慢のカレーで腕を競います。2日間で約4万2千人が来場し、「これぞ!」というカレーに投票します。
8回目となる「神田カレーグランプリ」の頂点に輝いたのは、「MAJI CURRY(マジカレー)神田神保町店」でした。

自家製チーズフォンデュの
手ごねハンバーグカレー

子供の頃からカレーが大好きで、美味しいカレーを追い求めて国内と世界を巡り、自分の好みのカレーを探し求めながら、試作を行い20数年。
そしてやっと出会ったカレーが、スパイシーさと煮込みを追求した毎日食べたくなる【MAJI CURRY!】
美味しさのために手間暇を惜しまない、100時間以上かかるカレー。 毎日バターと小麦粉から作っている。
小麦粉は高温でじっくり混ぜ続け、粘りを押さえ香り高く仕上げる!
香味野菜とじっくり煮込んだ玉ねぎを入れ、香りと甘味の層を作る!
数十種類の独自ブレンドしたスパイスをいれ、香りとスパイシーさを引き出す!
牛肉の美味しい部位、肩バラ(ブリスケ)を長時間煮込んで作った旨味スープを投入!
まだまだこだわりの作業が沢山ある。
トッピングはやっぱり、豚カツが一番合うと思うが、手ごねハンバーグも美味しく出来た! 牛しゃぶも気に入ったが、野菜カレーがスパイシーで一番おいしいと思った。 カレー好きが自分の思いを突き詰め作り上げた、こだわりの真剣(マジ)カレーが出来上がりました。

「神田カレーグランプリ」で日本一となった【MAJI CURRY】の店長は「これからも美味しいカレーをどんどん作って、みなさんに食べていただきたい」とコメントした。日本一となった【MAJI CURRY】のこれからの新たな挑戦が楽しみだ。

嶽きみコーンスープ

嶽きみスープ

弘前藩の城下町である弘前市。
人口では青森市、八戸市に次ぐ県内3番目の都市で、弘前公園は日本の歴史公園百選に選ばれ、公園内にある弘前城は日本100名城に選定された美しい景観が人気です。桜の名所としても名高く毎年多くの観光客が訪れる青森の観光地です。

そんな弘前市の西側に位置する、岩木山。この南麓で育てられたとうもろこし、「嶽きみ」を使ったコーンスープがあります。
「嶽きみ」はじまりの農家でもある、鈴木農場は、開墾の苦しみからあきらめる事なくトウモロコシを栽培し続け、その美味しさの追求に重ね、常に「食の安全」「食の安心」を意識した栽培が行われています。
「嶽きみスープ」は、この青森県弘前市「嶽地区」で栽培される、糖度18℃以上ある「鈴木農場産嶽きみ」を100%使用し、嶽きみの甘味がたっぷりのこったフリーズドライスープパウダーを可愛らしいトウモコロシの形をしたモナカで包み、おしゃれな携帯スープに仕上げました。
この商品を作り始めて、嶽きみの生産者の方がお亡くなりになり、関係者全員が思いをひとつにして作り上げたものです。

東北のお土産物開発は他の地域と異なり、震災復興補助金が三陸を中心とした太平洋側の地域に多額に投入されており、非常に高いレベルの開発が進んでいます。補助金が少ない日本海側の産品にとっては厳しい状況です。そんな状況の中で、「嶽きみスープ」は「第5回 新東北お土産コンテスト」で最優秀賞を受賞しました。

どちらの商品も、当社が開発のお手伝いをさせていただきました。
もちろん、はい、できました!という、簡単な道のりではありません。このおいしさを人に伝えたい。という作り手の強い思いがあり生まれたこれらの商品は、どちらもそれぞれの思いを突き詰めて、作り上げた結晶であり、その真摯な思いが、人々の味覚を、思いを震わせ、感動させる事ができるのだと感じています。
その結果の、神田カレーグランプリ、優勝と、新東北お土産コンテスト、最優秀賞であったと私たちは確信しています。

 

「MAJI CURRY(マジカレー)神田神保町店」
http://majicurry.com/

 

「嶽きみコーンスープ」(栄研様発売・オンラインショップ)
http://h-eiken.sakura.ne.jp/db/